妊婦のくらし

【働くママのいる子どもインタビュー No2.ヨコチとれいちゃん】

2018.08.01

親が働いていることに対する、子どものホンネ、聞いたことありますか?親の思いと、子どもの思いには

ギャップがあるの?妊婦のくらしでは、協力の同意が得られた子どもさんや、ママさんにお話を聞かせてもらっています。インタビュー担当は、プロの新聞記者さんです。

【No2 ヨコチとれいちゃん】

小学校6年生のヨコチとれいちゃんは、同じ学校で同じクラス。保育園から一緒で似たような環境で育ってきた2人の思いは一致する。「小さいころは1人でいるのは嫌だった。でも、もう慣れた」

ヨコチは学校が終わった後、弁護士の両親が自宅近くに構える事務所に帰る。一人きりになる訳ではないが「2人と話ができない。1人で本を読んでいるのはつまらなかった」。れいちゃんは両親とも帰宅が遅くなることが多い。「家で何の音もしない環境がなんか…。本を読んでいるとシーンとしていて、逆に雑音が気になることもある」と振り返る。

 家にあるお菓子を食べていいのか分からない。用事や届けものをしないと行けない時に忘れてしまう。妹の面倒を自分たちがみなきゃいけない。晩ご飯の時間が過ぎているのに帰ってきてくれない。学芸会で重要な役をもらった時、お父さんが仕事で見に来てくれなかった-。共働きの〝不満〟を聞くと色々出てきた。だが、小学校高学年になって「1人で暇をつぶす方法を覚えた」とれいちゃん。ヨコチも「5年生くらいから平気になった」という。

 一方で、両親が働く姿を間近で見てきた2人は、仕事の大切さを十分理解している。2人とも寂しくても仕事を辞めて欲しいと口に出したことはないという。ヨコチは「不便だなと思うことはあるけど、大事な仕事だからそんなこと言わないほうがいい」。れいちゃんは「自分で働いてお金を稼いでいるのはかっこいい。家で遅くまで頑張っているのを見たら口出しできない」と打ち明ける。

  両親の仕事は将来の夢にも影響する。何になりたいか決められない同級生も多い中、ヨコチは「両親みたいな弁護士になれたら」と明確だ。国の仕事がしたいというれいちゃんは「どんな仕事があるのか知らない子も多い。色々な職業があることを知れる環境にいるのはいい」という。2人とも両親の後ろ姿をしっかり見ている。 

 

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